物置小屋No.44二番館

イヤホン聴いたり、何かレビューしてみたり、他自分の備忘録

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B+COM(ビーコム)が故障してしまったので修理してもらった話

どうも。

バイクに乗りながら通話や音楽とか聴けるとツーリングに華を添えてくれますよね。私ももれなく2017年当時に一番上のグレードのB+COM SB6Xを購入してからずっと愛用してきました。

日帰りツーリング位であれば充電無しでずっと使い続けられるバッテリー容量もありますし出先でバイクに乗っている時に急に電話が掛かってきた時にもすぐに対応出来たりと何かと重宝してました。

それから数年たって2023年の春先に差し掛かる頃、ついに私のビーコムも故障してしまいました。充電するとインジケータランプが点灯しているもののどうやっても電源が入らない…これは基盤かバッテリーか逝ってしまったのかと頭を抱えました。しかしちょっと前にTwitterでビーコムは製造・販売元であるサインハウスで修理してもらえるという前情報を知っていたので早速修理を申し込む事にしました。

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【修理の流れ】

ビーコムの修理は領収書など購入証明になるものがあればいつでも対応して貰えるとの事。私の場合は上記の修理依頼ページから申し込んだ後にAmazonでの購入だったので購入履歴から領収書等のページを印刷し故障したビーコムと同封して発送しました。

修理対応に関する連絡は製品到着後、見積りご連絡、または返却までに1週間~10日程掛かるとあり、私の場合は12日程度掛かってから見積り連絡が来ました。発送が3/23で修理後到着が4/7となりおよそ2週間での修理対応となりました。

故障内容は電源ボタンの不良でボタン交換のみの対応となり、料金はボタン交換が2000円で送料が1300円の計3300円(着払い)となりました。基板やバッテリー交換で万超えしてしまうかも知れないと憂いていた私には朗報でした。

【ビーコム雑感】

インカムに関してはおおよその製品に当てはまると思うのですが、イヤホンやヘッドホンと違って密閉性が低い為、純正そのままだとどうしても低音が抜けて軽い音になってしまいます。ある意味BGMとして聴き流すには丁度良い塩梅なんですが、公式アプリ(B+COM U Mobile APP)をインストールしてイコライザー設定を調整する事である程度改善されます。それでも満足出来ない低音好きな人の為に公式から音質面でアップグレードされたスピーカーモジュールが出ています。2りんかん等オートバイ用品店に置かれていますが折角なら聴き比べ出来るように展示して欲しいものですね。いつか購入する時があったら比較レビュー記事を書こうと思います。(でも公式アプリのEQでEXP1(高音質スピーカー)の設定があるのでもしかするとこれで純正スピーカーでも近い音が再現出来るって事なんでしょうか…)

他にはビーコム修理の情報を見てみると結構私同様にボタン周りでの故障が多い様に感じました。ボタンを上下に捻りながら電源を入れたり音量調整したりするので他のパーツよりも劣化が早いのだと考えられます。今後のシリーズではこの辺りの耐久性が向上してくれると良いですね。また、購入から5年以上使用していますがバッテリー劣化は多少なりとも感じる様になってきました。しかしながら日帰りツーリング程度で移動中のみ電源を入れる用途であれば途中給電する必要はそれほど必要無さそうです。

ビーコム関連で買ったものと言えばワイヤーマイクスポンジ位ですね。あのスポンジは経年劣化で破れてきてしまいます。価格も1000円弱で2つ付いてくるので心配な方は予め購入しておくと良いでしょう。

【ビーコムシリーズ、どれを選べば良いか】

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スペックに関しては上の比較表から確認する事が出来ますが、バッテリー持ちに関しては最近のワイヤレスイヤホンも8~12時間辺りがボーダーラインとなってくるので、12時間以上あれば余程使い込まなければならない限り容量が足りなくなってしまう事は無いかと思われます。日帰りツーリングで最低限スマホから通話したりインカム同士で通話したいならB+COM ONEをとりあえず買っておけば良いと思います。長時間の使用でも不安なく過ごしたいなら最上位モデルのSB6Xにすると良いでしょう。ONEとSB6Xの値段差も公式記載で5000円と少し、ネット価格では約1万円と言った具合で背伸びすればSB6Xにも届くレベル。お財布と相談しながらもメインはバッテリー容量を見て判断すると良いでしょう。

【最後に】

サインハウスのビーコム製品であれば保証期間外でも有償ですが基本的に修理対応して貰えるので、同じインカムを長く使い続けたい方には多少割高であっても手厚いサポートの付くビーコムシリーズが良いと思います。

最近SB6Xの後継機、SB6XRが発売されましたね。本体サイズが一回り小さくなったりバッテリー容量が増えているので更に長時間のツーリングのお供となってくれそうです。